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倒産した会社の抵当に入っている社長宅の債権整理
経営していた会社が倒産してしまい、銀行主導で資産の売却を行っていますが、自宅だけはなんとしても残したいのですが、良い方法はなりますか。
他の会社で働いている社長の次男が、両親と同居する目的で、住宅ローンを借りて購入することで、今まで通り自宅に住み続けることが出来るようになりました。
破産管財人と債権者との交渉
当初管財人からは親族へ自宅を売却することは公平な立場上出来ないと言われましたが、延べ床60坪以上ある事務所併用の特殊間取りの建物のため第三者に売却するのは困難であることを説明し、債権者が納得する金額で売却することで承諾を得ました。
次男夫婦への説得
次男は長男が家業を継いだため親との同居は全く考えておらず、同居には否定的でしたが、住宅ローンの返済額が家賃よりも安くなり、子供の面倒も親にみてもらえ、なにより実家が守れることを両親、長男と根気強く説得し、賛成してもらいました。
担当者からのコメント
実家の購入と親との同居に快く同意してくれた息子さんに感謝しております。